真心あふれる投資家になろう

弱小投資家がお届けする超マイナーブログです

負けて初めて勝つことの喜びを知る

石川佳純さんとラグビー天理大学に感動する

 

負けることの意味を知っているからこそ勝つことの喜びが分かる

 

負けることを経験して初めて勝つことの意味を理解することができる

 

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全国大学ラグビー天理大学、全日本卓球選手権の石川佳純選手に感動しました。

 

ラグビー天理大学早稲田大学を圧倒しました。

 

特に試合後の松岡主将のインタビューが印象的でした。

 

試合後のインタビューとは思えない、その声量の大きさにまずは驚きましたが、誠意ある人柄が伺えるインタビュー内容でしたね。

 

卓球は伊藤美誠さんが主導権を握る展開でしたが、石川選手が逆転しました。

 

素人目にも分かるくらい、石川さんが徐々に伊藤さんの卓球に適応する、というか順応して、的確に球を打ち返すようになっていきました。

 

プロフェッショナル 仕事の流儀で石川さんの密着取材が放映されていましたが、このときは伊藤選手、平野美宇選手に次ぐ3番手から個人代表の2枠を争うという内容でした。

 

しかし17日の決勝では、まさに日本一の選手というこを証明する試合内容だったと思います。

 

スポーツの世界には勝者のプレッシャー、気負いというのは確かにあるのだと思います。

 

勝って当然、勝つのが当たり前、○○連覇。。。

 

その一方で、チャレンジャーは負けてもともと、いっちょやってやろう!、という勢いがあり、(あくまで)上位者に比べるとプレッシャーは薄いのだと思います。

 

石川選手のように一時代を築き、勢いに陰りが見える中で一時は他の選手にリードされながらも、今回のように再び優勝を果たすには、想像を絶するプレッシャーや苦悩、葛藤があったと思います。

 

フィジカルはもちろんのこと、メンタルも相当克服できないと今回の優勝はなかったでしょう。

 

トップアスリートにもなると、みなスキルの差はごく僅か、むしろないに等しい世界で、あとはいかに精神力が強い人が勝者になれる、と言われる所以が分かる気がします。

 

投資の世界で勝った・負けたと騒ぐのはギャンブラーのやることで、長期投資家がすることではないのですが、個別株投資を行う人は必ず市場平均や、損益という観点では勝った・負けたが付いて回ります。

 

負けを知ることで勝つことの喜びを知る。

 

感動を与えてくれたスポーツ選手たちに敬意と感謝を表したいと思います。

 

ありがとうございました。

 

こーた

 

 

投資はスポーツと違い、平均(負けないこと)を狙うことも可能です。

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米国株が優位なのは過去が証明しています。

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コロナ禍を経て強くなった石川選手は本当にすごいですね

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11月19日のNTTドコモ株の値動き

急激な出来高増と株価下落の裏には・・・

 

 

11月19日のNTTドコモ株の値動きに驚きました。

 

終値は前日比26円安(△0.67%安)の3,866円となったのです。

 

しかも出来高は前日比11倍となり、売買代金は実に2,300億円に上り、東証トップとなりました。

 

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TOBの買付期間も終わったこのタイミングで何が起きたんだろうと調べてみると、おもしろい事実が判明しました。

 

その背景は、インデックスファンドによる売却でした。

 

インデックスファンドは原則としてTOBには申し込まないようなのです。

 

ソースは日経です。

www.nikkei.com

 

日本経済新聞社日経平均株価からドコモを除外すると発表したのが11月18日。

 

つまり11月19日のドコモ株の売却は日経平均に連動するインデックスファンドが行ったものだったのです。

 

これが原因で、終値付近で大量の売り注文が発生し、価格が急落したことになります。

 

日経平均株価に占めるNTTドコモのウェイトは0.06%ほどと僅少です。

 

ちなみにTOPIXにはまだNTTドコモが残っており、整理銘柄に指定後、TOPIXの構成銘柄からも除外されることになります。

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ちなみにTOPIXに占めるNTTドコモのウェイトは1.2%となっており、日経平均よりもインパクトが強くなることが予想されます。

 

市場にはまだまだ知らないことがたくさんありますね。

 

現在の株価は買い取り予定金額3,900円から若干乖離しており、今後の勉強のためにも買い戻し請求を実際に体験してみようかと考えています。

 

上場株式ではなく、一般株式の取扱となるため、上場株式とは損益通算ができないなど、こちらも色々と知らないルールがありそうですが、これも勉強です。

 

いやー、ほんと投資の世界は奥深いですね。

 

こーた

 

 

 NTTによるNTTドコモの完全子会社化。なかなか秀逸だと思います

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 NTTはドコモ子会社化の最中でも自社株買いを発表

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優良子会社であればあるほど、上場子会社は親会社にとって非効率です

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インデックス投信が純資産ランキングで上位になる世界

日本は投資発展途上国

 

 

信頼できる投資信託かどうかを評価する基準として、パフォーマンスだけでなく、いくつか確認すべき項目があります。

 

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1番に思いつくのはコスト=信託報酬です。

 

信託報酬は低ければ低いほど良いです。

 

インデックス投信が浸透してきた昨今ではもはや当然の前提となっています。

 

次に思いつくのはトラッキングエラー。

 

連動対象となるインデックスと投資信託のパフォーマンスの差です。

 

もし日経平均が1%上昇したのに、日経平均に連動するインデックス投信が0.5%しか上昇しなければ、パフォーマンスが劣後しており、うまく運用できていないことになります。

 

個人的に信託報酬もトラッキングエラーも良いのですが、1番の評価基準となるのは純資産の額だと思います。

 

つまりはその投資信託の規模ですね。

 

純資産は大きければ大きいほど良い。これは自明です。

 

純資産を増やす方法は2つ。

 

①みんなが新規で購入すること

②運用により資産規模を増やすこと

 

そして更に大事なのは長い間、純資産ランキングの上位にいることです。

 

日本の投資信託純資産ランキングの上位の顔ぶれは今まで短期間でコロコロ変動するのが常でした。

 

まるでどこかの国の首相のように。

 

そして、ランキングの上から下まで全てアクティブ運用の投資信託が並ぶのです。

 

こんな状況では、この国はまだまだ投資後進国と言わざるを得ません。

 

何十年とインデックス投信が上位ランキングに位置する、そんな時代が理想です。

 

そんな時代がくれば、投資初心者も迷うことなく、とりあえずこれを買っておけば良いんだな、と思えるのです。

 

www.nikkei.com

 

日経に『米国・先進国株インデックスが人気』という記事がありました。

 

日経の投信純資産ランキングを見ると、インデックス投信で最初に登場するのは42位のニッセイ外国株式インデックスファンドです。

 

今回の日経記事に掲載されているような投資信託が純資産ランキング上位の常連となるような時代を早く実現させて、投資先進国の仲間入りを果たしたいですね。

 

こーた

 

 

自国のインデックスが上位でないのは寂しいですが、世界の中の日本はそれほど強くないのです

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カントリーファンドなんてあったらおもしろいでしょうね

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投資信託はリスクを抑えた素晴らしい投資商品だと思います

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Amazon Pharmacy; アマゾン薬局

アマゾンが処方薬の配送事業を開始

 

 

11月17日にAmazon.comが処方薬の配送事業を始めると発表しました。

 

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日経でも記事がupされています。

www.nikkei.com

 

2018年にオンライン薬局を買収しており、以前からビジネス展開を見据えていたアマゾンですが、今回驚いたのは株式市場の反応です。

 

11月17日のAmazon.com株式は0.15%の上昇となりました。

 

S&P500が0.5%の下落だったのに比べると底堅かった印象です。

 

しかし印象的だったのがダウ平均にも採用されているドラッグストア運営のWalgreens Boots Allianceの値動きです。

 

11月17日は9.6%の下落。翌18日も配当落ちの影響を除いて2.9%の続落となりました。

 

11月18日はS&P500が1.16&の下落、Amazonは0.96%の下落ですから、やはりWalgreensの下落が目立ちました。

 

Walgreensの17日の株価下落は時価総額ベースで$36.7億、約3,800億円の消失を意味します。

 

一方のAmazon。17日の株価上昇は時価総額ベースで$23.6億、約2,500億円の増加を意味することなります。

 

amazonと競合するのは何もWalgreensだけでなく、ドラッグストア業界全体になるはずですが、既存プレイヤーの株式下落が大きかったのは印象的ですね。

 

新しいチャレンジ、イノベーションは、消費者や既存ユーザーに新しい価値観を提供できる可能性があります。

 

バーチャル(ネット)とリアルは、排他的な関係ではなく、融合的なもので、良いバランスで釣り合うものだと思いますが、新規参入となるとどうしても既存プレイヤー(リアル)の反応が大きくなってしまうのですね。

 

マーケットの反応はさておき、ネットでの処方箋事業が消費者の生活の質向上に貢献することを願います。

 

こーた

 

Teslaの車は社会環境に良いことよりも、カッコいいというイメージが大きいですね

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消費者満足だけでなく、株主満足も追求するAppleです

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やはり投資の核は米国インデックスなのでしょう

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TeslaのS&P500採用が発表されましたが、、、

テスラがS&P500に採用されていなかったことがすごいですよね、、、

 

 

ついにTESLAがS&P500に採用されることになりました。

 

指数としては12月21日から採用されるそうです。

 

 

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日経によると時価総額3,868億ドルはS&P500の中で10番目に相当。

 

ロイターによると既存のインデックスファンドは510億ドル相当の株式を売却した上で、Tesla株式を取得することになるようです。

 

テスラのS&P500に対する構成ウェイトとしては1%ほどです。

 

すごいですね。

これほどの知名度時価総額を誇りながら、S&P500に採用されていなかった銘柄が、インデックスに採用されることになると、インパクトはかなりのものになります。

 

むしろ今までなぜ採用されなかったのか疑問になりますね。

 

S&P500の採用基準として下記4項目があります。

①米国企業

時価総額53億ドル以上

③浮動株が発行済株式総数の50%以上

④4四半期連続で黒字

 

Teslaは今まで④の項目だけ満たしていなかったようですが、ここを充足することで、採用基準を満たしたようです。

 

ルールに厳格で公平な姿勢を賞賛すべきなのか、時代に合わないルールを頑に守る柔軟性のなさに幻滅すべきなのか、、、判断が分かれるところかと思います。

 

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S&P500には採用されていませんでしたが、NASDAQ上場銘柄を構成要素とするNASDAQ100や、全米株式を投資対象とするVTIには以前からTeslaが組み込まれていました。

 

VTIとVOO(S&P500)の最大の違いは、小型株を含むか否かよりも、Teslaを含むか否かの側面の方が大きかったような気がします。

 

それもこれもテスラのS&P500採用により、解消されることになるわけです。

 

投資において株式指数がすべてではないですが、インデックス投資家にとってはある意味 株式指数がすべてと考えることもできます。

 

指数を運用する上で、ルールは必要不可欠なものですが、時代背景に合わせて柔軟にルールを変更することも求められますね。

 

ご参考まで

 

こーた

 

 アップルはメジャーな株式指数には全て組み込まれています。

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NASDAQ100に対するテスラのウェイトは3.5%ほどでそれほど大きくはないです

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投資の核をVOOにするか、VTIにするか、悩ましいですよね笑

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Appleの株主還元に感嘆する

アメリカNo.1企業の実力

 

 

ハイテク株が急落した10月にAppleの株式を購入しました。

 

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遅ればせながら、Appleの業績をチェックしていたのですが、

 

Appleの株主還元に感嘆したので、皆さんにも共有させていただきたいと思いました。

 

Apple IRで検索すると、下記レポートを見ることができます。

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株主還元の記録ですね。

 

Appleは2013年にカール・アイカーン氏、いわゆるもの言う株主に株式を取得された経緯もあり、株主還元に積極的な姿勢を見せるようになりました。

 

最大で1% ほどの株式を取得していたアイカーン氏ですが、すでに全株を売却したと見られています。

 

上記の表をもう少し簡単に示したのが下記になります。

 

$10億 自己株取得 配当 合計 純利益 FCF
FY'17 33 12.8 45.8 48.4 51.4
FY'18 73.1 13.7 86.8 59.5 63.4
FY'19 67.1 14.1 81.2 55.3 58.3
FY'20 72.5 14.1 86.6 57.4 71.8

 

単位は10億ドルです。

 

決算月は9月ということで、直近の2020年9月期の純利益は574億ドル。日本円にして約6兆円という桁外れの額になっています。

 

そしてさらに驚かされるのが株主還元です。

 

自己株式の取得に725億ドル=7.6兆円、配当が141億ドル=1.5兆円、併せて9.1兆円もの株主還元を行っていることになります。

 

まさに桁違いですね。

 

この傾向は直近1年だけの話ではなく、ここ3年間ほぼ同額の株主還元が実行されています。

 

発行済株式数(含む潜在株式)で毎年5%~7%もの自己株式取得を行っており、直近で一番株式数が多かった2012年9月に比べて、2020年9月の株式数は約66%となっており、なんと1/3の株式を買い入れた(償還した)ことになります。

 

まさに驚愕の株主還元です。

 

業績を鑑みて、現在の株価水準に割安感はないように思えたのですが、もし仮に今の業績が継続するとすれば、毎年5~7%ほど株価が上昇しても違和感がないことになります。

 

恐るべしアメリカNo.1企業 Apple...

 

こーた

 

 

日本企業も株主還元の姿勢が徐々に見えてきています

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個別企業はリスクが高いので、NASDAQ100という選択肢もあります

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しかし、やはり全米インデックスを投資の核にしたいです

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ワクチン開発成功か

非ハイテク株の逆襲

 

 

ファイザーがコロナウィルスワクチンの臨床試験で90%以上の効果があったと発表したことでマーケットが大きく反応しました。

 

印象的なのがハイテク株を中心に在宅銘柄が売られ、リアル株、つまりはコロナで大打撃を受けている銘柄が急騰したことです。

 

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下記が増減の大きかった銘柄になります。 

上昇銘柄   下落銘柄  
アメリカン・エキスプレス 21.4% Zoom Video -17.4%
ボーイング 13.7% Shopify -13.6%
JPモルガンチェース 13.5% Netflix -8.6%
ウォルト・ディズニー 11.9% Amazon.com -5.1%
シェブロン 11.6% Facebook -5.0%
日本航空 21.2% オイシックス・ラ・大地 -18.6%
ANA 18.1% 出前館 -15.9%
JR東日本 15.5% スノーピーク -10.3%
JR西日本 15.5% エムスリー -7.3%
JR東海 14.9% 任天堂 -4.5%

 

アメリカ株の上昇銘柄としてはダウ平均採用銘柄が印象的です。

逆にアメリカ株の下落銘柄ではコロナ禍で持て囃された在宅・ハイテク銘柄です。

 

翻って日本株では、上昇が目立ったのは空運・陸運。 

一方の下落銘柄は宅配・キャンプ・ゲーム銘柄ですね。

 

こう見てもやはり米国株の方がおもしろく感じます。

企業の幅と厚みが本当にすごいですね。

 

日米比較はさておき、インデックス投資では味わえない個別銘柄のダイナミックな動きがマーケットの魅力を引き立てます。

 

今回の個別銘柄の上昇・下落に関心を持てる、あるいはいろいろ妄想できる方はなかなかの投資好きなのではないでしょうか?

 

 感染者数が再び増加傾向を見せる中でのワクチン発表ですが、マーケットは企業の将来価値を素直に反映する形で大きく変動しました。

 

今日の変動でどこまでの未来を織り込んだのか分かりませんが、この不確実性の高いコロナ禍で、ウィルスと戦う医療・医薬品業界の方々へ感謝の念を表したいです。

 

こーた

 

 

やはり投資の核はあくまで米国インデックスにしておくべきでしょう

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今回は置いてけぼりのNASDAQですが、今までの上昇が急でしたね

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ハイテクも非ハイテクも、やはり米国株がおもしろい

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