真心あふれる投資家になろう

弱小投資家がお届けする超マイナーブログです

イー・ガーディアン 個別株分析

E-Guardian;いまホットなネットセキュリティ事業を運営 インターネットセキュリティ事業を運営するイー・ガーディアンが2021年11月4日に2021年9月期連結決算を発表しました。 イー・ガーディアンは元日本テレビアナウンサーの夏目三久氏の父親が創業した会…

利上げ前にこそ確認したい①中央銀行と政府の役割

FRBの量的緩和縮小が視野に 遂にアメリカFRBのChair Powell が量的緩和縮小に言及しましたね。 中央銀行の役割は物価の安定と雇用の最大化にあると言われています。 また政府の役割の1つとして、増税・減税や公共投資などの財政政策を通じて景気の調整を行う…

三菱食品による三菱商事からの自己株式の取得

大規模な自己株取得のニュースが続く 今度は三菱食品が親会社である三菱商事から自己株式を取得することが発表されました。 三菱商事は三菱食品株式35,416,459株(62%)を保有する親会社です。 三菱食品は2011年に明治屋商事、菱食、サンエス、フードサービ…

セコムによる上場子会社の完全子会社化に見る東証市場再編の真剣度

日本の親子上場の形が変わるかも・・・ セコムによるセコム上信越の完全子会社化が発表されました。 方法はTOBである株式公開買付けで、その価格なんと6,350円。 28日(金)の終値3,820円に対するプレミアムは66%にも及びます。 実はこのセコム上信越、いつ…

福山通運による近鉄グループからの自己株式の取得

個人的にもっと評価されても良いと思いますが・・・ 5月11日に福山通運が近鉄グループの保有する自己株式8,351,200株を1株当たり4,049円、総額338億円で買い付けると発表しました。 買付方法は野村證券を通じたTOBで、買付株式は福山通運の発行済株式から自…

長期金利の上昇と高PER銘柄の関係

金利が上昇すると株価は下がる ハイテク銘柄の調整とともに、株価の乱高下が伝えられています。 背景には長期金利の上昇という説明がよくされています。 さて、なぜ長期金利が上昇すると高PER銘柄が下落するのでしょうか? 答えは、『企業価値は、その企業が…

FANG+のメリット・デメリット

究極のシンプルさが売り FANG+指数の快進撃が止まりません。 直近、長期金利上昇でハイテク銘柄の調整が見られますが、そんな市場の動きも感じさせません。 上記が2021年2月末を基準にした直近の値動きですが、NASDAQ100だけでなく、S&P500をも上回っていま…

米ドルが再び105円台に

$1=105円より円高は買いやすい水準 円安が進んできました。 直近では1月初旬に102.6円台まで円高が進みましたが、再び105円台になってきました。 1ヶ月で3円近く円安が進んでおり、なかなかのハイペースです。 米長期金利が上昇しており、米ドルの魅力が増し…

武士道ジェネレーション

武士道 in 投資の世界 久々に誉田哲也さんの武士道ジェネレーションを読みました。 誉田さんの「武士道」シリーズの大ファンなんですが、久々に読み返すと前に読んだ時と随分感じ方が違いました。 books.bunshun.jp こんなことがあるから、良作は忘れた頃に…

負けて初めて勝つことの喜びを知る

石川佳純さんとラグビー天理大学に感動する 負けることの意味を知っているからこそ勝つことの喜びが分かる 負けることを経験して初めて勝つことの意味を理解することができる 全国大学ラグビーの天理大学、全日本卓球選手権の石川佳純選手に感動しました。 …

11月19日のNTTドコモ株の値動き

急激な出来高増と株価下落の裏には・・・ 11月19日のNTTドコモ株の値動きに驚きました。 終値は前日比26円安(△0.67%安)の3,866円となったのです。 しかも出来高は前日比11倍となり、売買代金は実に2,300億円に上り、東証トップとなりました。 TOBの買付期…

インデックス投信が純資産ランキングで上位になる世界

日本は投資発展途上国 信頼できる投資信託かどうかを評価する基準として、パフォーマンスだけでなく、いくつか確認すべき項目があります。 1番に思いつくのはコスト=信託報酬です。 信託報酬は低ければ低いほど良いです。 インデックス投信が浸透してきた昨…

Amazon Pharmacy; アマゾン薬局

アマゾンが処方薬の配送事業を開始 11月17日にAmazon.comが処方薬の配送事業を始めると発表しました。 日経でも記事がupされています。 www.nikkei.com 2018年にオンライン薬局を買収しており、以前からビジネス展開を見据えていたアマゾンですが、今回驚い…

TeslaのS&P500採用が発表されましたが、、、

テスラがS&P500に採用されていなかったことがすごいですよね、、、 ついにTESLAがS&P500に採用されることになりました。 指数としては12月21日から採用されるそうです。 日経によると時価総額3,868億ドルはS&P500の中で10番目に相当。 ロイターによると既存…

Appleの株主還元に感嘆する

アメリカNo.1企業の実力 ハイテク株が急落した10月にAppleの株式を購入しました。 遅ればせながら、Appleの業績をチェックしていたのですが、 Appleの株主還元に感嘆したので、皆さんにも共有させていただきたいと思いました。 Apple IRで検索すると、下記レ…

ワクチン開発成功か

非ハイテク株の逆襲 ファイザーがコロナウィルスワクチンの臨床試験で90%以上の効果があったと発表したことでマーケットが大きく反応しました。 印象的なのがハイテク株を中心に在宅銘柄が売られ、リアル株、つまりはコロナで大打撃を受けている銘柄が急騰し…

NTTの自社株買いにあっぱれ

株主重視の経営 NTTが11月6日に自己株式の取得を発表しました。 2,500億円で発行済み株式総数の最大3.23%を取得するとのことです。 9月29日に4.3兆円を使ってNTTドコモの完全子会社化することを発表したばかりで、しばらく自己株式の購入を行わないと思って…

負けない投資

どうせするならギャンブルではなく資産運用としての株式投資を まだまだ投資=ギャンブルという考え方が一般的です。 株式投資というと、フジテレビを買収しようとした堀江貴文氏やインサイダー取引で逮捕された村上世彰氏など、世間を騒がせるような場面や…

しばらくは日本株が底堅いかもしれない

ガラパゴス化の稀有の功名 欧米各国でコロナ感染者が再び増加しています。 経済活動・文化活動とコロナ感染抑止のむずかしい舵取りが続きます。 各国、海外渡航などの制限や抑止力は強いですが、ヨーロッパは地理的にも地続きで移動が容易であり、米国は国土…

JR東海の損益分岐点を考える(+第2四半期決算も)

まだまだ厳しい状況が続く 10月に入ったところでJR東海の第2四半期決算を占ってみると同時に、その損益分岐点を確認してみようと思います。 第1四半期決算は簡単に下記の状況でした。 なお数字はJR東海の単体決算(ほぼ鉄道事業のみ)から引用しており、億円…

次は米国債券クラスへの投資環境改善を

求む!!アメリカ債券へのアクセス環境改善 この2〜3年でアメリカ株式への投資環境は劇的に改善しました。 今までS&P500に連動する投資商品へアクセスするだけでも大変だったなんて、まるで夢物語のようです。 ここまで来ると、次の欲が出てきてしまいます・…

どうなの?自分の応援したい企業の株を買う

投資初心者にお勧めできない投資法 投資初心者の方へ、オススメの方法として紹介される、"自分が応援したい企業の株式を購入する"という行為 これは本当にオススメできる方法なのでしょうか? 結論から言うと、僕はまったく賛同できません。 なぜか 東京証券…

NTTによるNTTドコモのTOBを簡単にサマリーする

過去最大の国内企業TOB 2020年9月29日にNTTがNTTドコモに対してTOBにより完全子会社化することを発表しました。 このニュースに関する数字を簡単にサマリーしてみたいと思います。 それでは張り切って行ってみましょう! 2020年9月29日 NTTによるNTTドコモ買…

貸株金利と投信保有ポイントは見落とせない

貸株サービスと投信保有ポイントによる還元は大きい ETFや投資信託の信託報酬の低下競争が進んでいます。 ちょっと前では考えられないくらい、本当に良い商品(良いインデックス対象)が増え、信託報酬もほぼ決定打とならないくらい各社横並びになってきまし…

インデックス投資;国内債券クラスへの投資は必要か?

国内債券にメリットはあるのか? インデックス投資を始めるときに、株式クラスと債券クラスの投資先を検討します。 株式の比率、債券の比率を考えるのも楽しいですが、どのインデックスに投資するのか考えるのも楽しいですよね。 自国通貨建ての債券クラス投…

外国税額控除の二重課税調整制度に感動する

二重課税調整制度は素晴らしい 外国資産に投資を行うETFとREITの一部にについて、2020年1月1日以降の分配金から二重課税調整が自動で行われるようになりました。 具体的な銘柄については、下記JPXのHP最下部にリンクがあり、こちらから確認できます。 www.jp…

JR東海の月次利用状況からコロナを推察する

日本経済に改善の兆しか JR東海の月次利用動向を欠かさずチェックしています。 日本の大動脈である東海道新幹線の利用者状況をチェックできるからです。 まぁJR東海の株主だから、と言ってしまえばそれまでなのかもしれません。 9月24日に発表された9月23日…

投資の核に据えるべきは米国インデックス

資産運用の核は米国連動のインデックスにすべき 株式売買で生活費を稼ぐヒト、毎日の株式売買が趣味のヒト、類い稀なる才能で割安株あるいは今後の上昇を推察できるヒト。 そんな人たちは、個別銘柄投資を行うべきです。 しかし長期的な視点で資産運用を行い…

全世界投資が正解か、アメリカ株投資が正解か

要はどこまで基本に忠実になるか、どこまで利益を求めるのか、の話になる インデックス投資において、全世界を投資対象の核(コア)とするのか、アメリカ株式を投資対象のコアとするのか、ヒトによって答えは違ってくると思います。 答えの無い、だからこそ…

日興 上場インデックスファンド NASDAQ100

遂に低信託報酬のNASDAQ100連動のETF登場 9月24日からNASDAQ100に連動するETFが新たに上場します。 www.nikkoam.com コード 2568がヘッジなし、コード2569がヘッジなしの2本立てです。 為替影響を受けたくない、というヒトにとってはヘッジなしが良いですね…