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個別株を買うということ

個別株

個別株は投資を楽しむ上で、必須の金融商品だと思っています。

 

一方で、投資のコアとすべきなのは間違いなく指数連動型のインデックス商品だと思います。

 

なぜなら、リスクの大きさが全然ちがうからです。

 

卵を保管するバスケットがよく例として挙げられますね。

仮に川からたくさんの卵がどんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきたとしましょう。

この卵からひなを孵すために、親鳥のところに卵を運ぶとします。

 

一つのバスケットに、手持ちの卵を全部入れて移動していると、落とし穴に落ちてしまったり、盗賊にあって奪われたりすると、運んでいた卵が全滅するリスクが高いです。

これは投資の世界では、手元資金の喪失を意味します。

 

一方で、友達が運ぶバスケットであったり、宅配便でバスケットを送ったり、電車でバスケットを運んだりと、様々なバスケットに分けて卵を運搬すれば、卵がつぶれるリスクを分散できます。

よって、結果的によりたくさんのヒナが生まれる可能性が高まります。

 

これは良くできた例えで、結果的に成功するバスケットの運搬方法に、全部の卵を入れていると、そのバスケットにあるすべての卵からヒナを孵すことができます。

つまり選別力で良いバスケットを選ぶことができれば、分散する以上の結果を手に入れ入ることができるのです。

 

逆に、分散していると、いくつかのバスケットはだめになり、平均的な結果しか得られません。

 

下記がamazonのチャートです。過去24ヶ月ほどのチャートです。

株価は実に$550から$1,755に成長しています。リターン219%です。

 

次にぼくも保有しているGEです。期間は同じチャートです。

株価は$30から$14に落ちています。リターンは△53%です。

 

3つ目にTeslaです。

こちらは$200から$320。リターン60%

 

ただ、ここで言いたいのは、どの銘柄が良い・悪いということではありません。

 

比較的分かりやすい例を挙げたつもりなのですが、Amazonは右肩上がり、GEは右肩下がり、Teslaはジェットコースターのように下がったり、上がったりというチャートになっています。

 

つまり個別銘柄はどのように動くか分からないのです。

 

確かに、傾向はあると思います。

しかしどのタイミングでTeslaの株が下がって上がるのか、あの一流企業のGEがどの時点で株価が下がり始めるのか、逆に今後Amazonの株価は上昇の一途をたどるだけなのか、予測は簡単ではありません。

 

投資家は占い師ではありません。

事業の動向や、経済状況から未来の予測はできますが、やはり将来のことには不確実性があります。

 

過去は確実(確定)、未来は不確実(未確定)。

 

そこで確度を高めようとすると、よりマクロ的な視点を持つ必要があると思います。

 

下記がVTIです。アメリカ全体に投資するETFです。

$95から$143。リターン51%

もはや個別銘柄を選ぶまでもなく、アメリカとういう国を丸ごと買えばいいのです。

個別銘柄のリスクを排除できる上、きわめてシンプルな投資法です。

 

コアとサテライト。

メインとサブ。

やはり米国インデックスを主軸に、他のサテライトで投資を楽しむのが良さそうですよね。

 

こーた