真心あふれる投資家になろう

弱小投資家がお届けする超マイナーブログです

買った株は必ず下がる

水晶玉で未来でも見えない限り、買った株は必ず下がる

 

今回は自分への戒めも含めて書きたいのですが、

 

買った株は必ず、下がります。

 

株式を買ったことのあるかたは、良くご理解頂けるかと思うのですが、

 

買った株が上がるか、下がるか、1番気になるのは買った直後です。

 

そして、買った直後に株価が上がれば、ココロの中でガッツポーズをして、"それ見たことか!!"と歓喜の雄叫びをあげる。

 

一方で、買った直後に株価が下がれば、"いやいや、ここからここから。絶対に上がるはずなんだから、、、"と、市場が間違っていることを祈ってしまう。

 

人間って、ある意味でホントにおもしろい、というか短絡的な生き物ですよね。

 

 

個人的には、これらの反応、間違っていると思います。

 

もちろん、長期投資を前提にすると、という話なのですが。

 

逆の反応をすれば良い、ということを言っているのではありません。

 

可能であれば、しばらく相場から離れる。それくらいの心持ちになれるのが、真の正解だと思います。

 

逆に言えば、それくらい自信を持って買える株式くらいでないと、買うべきではない、と言えるのだと思います。

 

株式投資で答えが出るのは、早くても1年後、じっくりと見れば、3〜5年後なのだと思います。

 

経済は毎日変動し、株価は毎秒動いています。

 

短期的な思考で、"今日買った株が終値では何円下がった"、"昨日買った株価が○%も下がってしまった"。

 

これらは確かにまぎれもない事実です。

 

しかし、この変動で被った損失、あるいは享受した利益は、株式を持つ本来の目的に見合った見返りなのでしょうか。

あるいは、この見返りを得るためにそもそも投資したのでしょうか。

 

いや、違うでしょう。

 

盤石な事業基盤をベースに、将来高い確率で市場平均、あるいはGDPを上回るような成長が期待できる事業・企業に投資する。

これが株式投資の"目指すべき方向性"であり、誰もが欲している答えです。

 

さらには、高い成長を実現するだけではなく、市場のコンセンサスである株価が、本来の企業価値よりも割安である銘柄に投資をしなければなりません。

 

言い換えると、成長期待が高い企業であっても、いくら現在の企業価値が本来価値を上回っていれば、投資すべきではないのです。

 

そういった意味で、買った直後に、買った価格よりも株価が下がるのは、ある意味でノイズ(単なる上下動のブレ)であり、真の答えは少なくとも1年、欲を言えば3年以上の時間が経過しないと見えてこないのです。

 

TATERU日産自動車のように、買った直後に企業の不祥事が発覚すると、それはもう不運というか、言いようのないやるせなさですよね。)

 

ただ、これだけ言っても、経済情勢が悪ければ、どんな企業の株価も下がってしまうのが、市場の恐ろしいところで、一方ではおもしろいところですけれどね。

 

こーた