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持株会への拠出を止めることにしました

持株会のメリット

 

持株会に参加していたのですが、この度 止めることにしました。

 

こーたは転職経験者で、持株会に2度参加した経験があります。

 

持株会にはメリット・デメリットがあり、参加の善し悪しも個人で判断する必要があります。

 

1番典型的なメリットとして、会社が拠出金を一部負担してくれるケースがあります。

 

例えば会社負担で1割補助してくれる場合、1万円の負担のみで11口分、つまり1万1千円分の拠出ができることになります。

 

これが参加者にとっての1番のメリットではないかと思います。

 

仮に株価が一定である前提で考えると、年利10%分の運用が可能となるわけです。

 

一般的にあまりメリットとして取り上げられませんが、個人的には毎月定額で株式を購入できること、配当を再投資できることも大きなメリットだと考えています。

 

上場株式は単元で売買されており、通常1万円分の株式を購入することができず、100株○○円の株式を購入する必要があります。

 

毎月一定の給与所得があるケースでは、ドルコスト平均法で積み立てて行くことが所得とのバランスを考えると1番相性が良いのですが、持株会はまさにこの理想を実現できることになります。

 

また配当の入金や、再投資といった煩わしいプロセスを経なくても、持株会が自動で配当再投資をしてくれるのも、実は大きなメリットだと思います。

 

個人で株式を持っていると、なかなか手続きが面倒ですね。

 

しかし、何と言っても持株会の対象である自社株が好調でないと、加入するメリットは一切ありません。

 

売って損をするようであれば、現金で給与をもらった方が良いですからね。

 

ただある程度 株価に波があるものの、右肩下がりでない場合、持株会に参加するメリットは十分にあると思います。

 

なにしろドルコスト平均法のお陰で、何も考えなくとも安いときに多く買付ができる上、会社補助があれば、これまた黙っていても実質的に数%割引された価格で株を購入できるのと同じメリットがあるのです。

 

だからぼくは持株会で単元分の株式が累積すると、早々に自分の証券口座に移管して、平均取得額を上回っていれば売却することで、そのメリットを享受していました。

 

ただし、やはり何と言っても会社補助の存在は大きいです。これがあるとないとでは大違い。

 

また経済状況次第で株価が急落するリスクも多分に含んでいます。

 

インデックスならまだしも、個別株リスクは大きいです。

 

さらには給与所得リスクと持株会リスクの根源は同じです。

 

メリット・デメリットを勘案して、持株会への参加・不参加も見極めたいですね。

 

こーた