投資をギャンブルから金融リテラシーに変えるぞ実行委員会

コアマニア以外の投資家に向けたブログです

マクセルHDの株主還元を株価から総括する

山は発表翌日だった

 

132億円の特別配当と大胆な株主還元を打ち出したマクセルHD。

 

その株価の動向が注目されましたが、6月配当落ちを迎えて、これまでの株価の推移を振り返ってみたいと思います。

 f:id:cohtausa:20190701225633p:plain

身もふたもなく、結論から言うと、特別配当発表翌営業日の5月7日の株価が高値となりました。

 

なおこの日の高値である1,971円は5月7日の始値でした。

 

つまり結果論から言うと、5月7日にマクセル株を買うと失敗したことになります。

 

株価は右肩下がりとなり、250円の特別配当権利落ち日である6月25日に1,664円と5月7日以降の安値を記録します。

 

6月25日の終値は1,679円で、奇しくも特別配当発表前の株価である1,691円も下回ってしまいます。

 

なお配当落ち後の6月26日は前日比213円安となり、250円の配当落ちを考慮すると、37円高(前日配当落ち考慮後終値比2.6%高)という結果になります。

(1,466円に250円を足すと1,716円で、4月26日終値である1,691円をかろうじて上回っています)

 

これまた結果論ですが、配当落ち日の終値で買ったヒトは利益を得られたことになり、成功したことになりますね。

 

 

つらつらと述べてきましたが、

 

株価を結果論で述べることほど無意味なことはないと思っています。

 

何か意味を見出すとするならば、過去の経験を未来に活かす。

 

もしくは市場の傾向をつかむ・理解する、ということなるのでしょう。

 

ただ同期間の市場全体の動きも、TOPIXが4%近く下洛していることから、それほど芳しくなかったと考えられます。

 

市場のコンセンサスという意味での株価としては、情報を織り込んだ時点が一番評価が高くなり、時間とともに特別配当から今後の成長性、業績期待に視点が移り、株価が落ちてきたと評価することもできるでしょう。

 

なにはともあれ、市場に132億円が還元されたことは疑いの無い事実です。

 

今回は短期的な株価動向で、大胆な株主還元を評価しましたが、本来は皆さんのココロの中にどのような印象を与えるか、ということがポイントになるでしょう。

 

もう少し中長期的な視点で、市場全体に与える影響も加味して、評価したいところですね。

 

今後も株主還元を真剣に考える企業が増えてくることを願いたいと思います。

 

こーた

 

関連記事です。

coreusa.hateblo.jp