コロナウィルス;株価のコンセンサス
変動幅が大きくなるのは当然のこと
相場の振れが大きいですね。
直近2・3年で市場に参加された方は驚かれているかもしれません。
今までの含み益が大きく減少する、あるいはマイナスに転じている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
平時の株価というのは、企業の将来価値の、市場におけるコンセンサスになります。
株価には、企業業績、将来性、株主還元、事業環境といった様々な要因があります。
通常は、市場参加者の間である程度のレンジが定まっており、株価も一定の範囲内で動きます。
しかし、今はまさに危機状態、ある種のパニックです。
というのも、企業業績や将来性、事業環境が読めないからです。
まさに一寸先は闇。
コロナウィルスの影響が2週間後に収束するのか、はたまは1年後も影響が残っているのか、誰にも予想がつかないのです。
つまり、株価を形成する基礎(ファンダメンタルズ)がぐらついている、あるいは定まっていないのです。
そんな状況で株価が定まらない(振れ幅が大きくなる)のは、ある意味至極真っ当で、当然のことなのです。
ではどうなれば、市場が落ち着くのか。
それはコロナウィルスの影響が見定められたとき、つまりある程度の収束が見えてきたときになるのでしょう。
こーた
株価のコンセンサスについて書いた記事です。
過去にはこんな記事も書いていましたね。
コロナウィルスの影響はとても大きく、時間外市場でも大きく動くので、米国終値が日本市場で形成される株価とは大きく異なるケースもありますね。
市場の鉄則ですね笑