打診買い
相場へのごあいさつ
株式投資にまつわる専門用語っていくつもあります。
本当に素人のヒトには分からない言葉から、何となく意味を想像できるような言葉までいろいろあります。
そんな中でも僕は『打診買い』という言葉が一番好きです。
様子見の買い、みたいな意味で使われています。
個人的には相場へのご挨拶、が一番しっくりくる理解だと思います。
遠くから見ているだけでは、決してお近づきにはなれません。
かといって、いきなり100万円、1,000万円も持って行って初めまして、というのもまたやり過ぎです。相手もビックリしてしまうでしょう。
イメージとしては、まず1万円くらいから相場に参加させてもらうのが良いと思います。
それでも多ければ、1千円でも、なんなら100円でも良いのです。
ぼくは/わたしはこんな人間なんですよ、という挨拶から相場へ入れてもらえばいいのです。
あ、そうなのね、よろしくね。
そんないいお返事をいただけたら、徐々に、徐々に参加するレベルを上げていけばいいのです。
たとえその場合でも少しずつ、少しずつ増やしていくことをお薦めします。
1万円の次は10万円、次は100万円だと少し急ぎすぎです。
さらに1万円、そして2万円、そんな程度で十分です。
逆に、相場に歓迎されなかった時は、十分に反省した方が良いです。
挨拶をした相手が悪かったのか、タイミングを間違えたのか、それとも挨拶の仕方が悪かったのか。
もしかすると歓迎されていない、というのも勘違いで、よーく状況を考察すると、第一印象は悪くとも、実は歓迎されていたりするかもしれません。
なにせ相手も意思ある生き物です。
礼儀を持って、相場と付き合うことが必要です。
こーた
相場とのおつきあいは長期を前提にしたいですね
ご挨拶する相手を選ぶのも重要です