JR東海の月次利用状況からコロナを推察する
日本経済に改善の兆しか
JR東海の月次利用動向を欠かさずチェックしています。
日本の大動脈である東海道新幹線の利用者状況をチェックできるからです。
まぁJR東海の株主だから、と言ってしまえばそれまでなのかもしれません。
9月24日に発表された9月23日までの利用状況に、明らかにこれまでとは違う変化が読み取れます。
それは9月の利用状況が3月のそれと似たような状況になってきたことです。
もちろん3月と9月では状況は全く異なります。
3月下旬頃から都府県で外出自粛要請がなされ、4月7日に首都圏などで、次いで4月16日に全国で外出自粛要請が行われました。
一方で9月は、お盆期間の8月が明け、自粛ムードがようやく治まり始めた予兆が垣間見える時期です。
方々で言われていますが、新幹線の利用状況も当分はコロナ前の水準に戻ることはないでしょう。
しかし9月の水準が新常態(ニューノーマル)の戻り高値というわけでもないでしょう。
もう少し上の水準まで戻るのではないかと思います。
そういった意味で、ようやっと平常な水準に戻るためのスタートラインに戻ってきたような印象を抱いています。
9月19日に政府が設けてきた大規模イベントの入場制限が緩和されました。
今のところ日本ではコロナ再拡大の兆しは見られません。
このまま上手くいけばヒトの流れがまた戻ってくるでしょうし、再拡大の兆しがあればまた規制が強化されるでしょう。
まさしく日々、結果に一喜一憂するような状況ですが、まずは今日1日、悪いニュースがなく、改善に向かって進んでいることを喜ぼうではありませんか。
早くストレスフリーな日常に戻れるといいですね。
こーた
生活だけでなく、株価もニューノーマルな状況ですね
コロナのせいで困窮するヒトもいれば、手元資金が増えたヒトもいるのではないでしょうか
どんな企業がこのコロナ禍で成長の果実を手に入れられるのか・・・