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しばらくは日本株が底堅いかもしれない

ガラパゴス化の稀有の功名

 

欧米各国でコロナ感染者が再び増加しています。

 

経済活動・文化活動とコロナ感染抑止のむずかしい舵取りが続きます。

 

各国、海外渡航などの制限や抑止力は強いですが、ヨーロッパは地理的にも地続きで移動が容易であり、米国は国土が広大で、移動を国内に制限しても各地で発生するクラスターを他都市に持ち込みやすい環境にあります。

 

翻って日本ですが、収束と言うと言い過ぎでしょうが、感染者数はコントロールできている状況にあると思います。

 

東京都の新規感染者数は9月以降、多い日でも300人程度で、おおむね200人前後の状況を維持しています。

 

この状況を株価もよく反映していると思います。

 

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上記がこの3ヶ月の日本株ETFであるEWJとS&P500の比較チャートです。

 ローソクチャートがEWJで、水色のバーチャートがS&P500になります。

 

米国株式・日本株式ともにコロナ禍で株価が急落しましたが、米国株はGAFAMを中心に急激にリカバリーし、過去最高値も更新しました。

 

日本株は戻りが鈍い展開でしたが、ここに来て日本株はそのまま上下に動かない展開が続く一方で、米国株は歩調を緩める状況にあります。

 

米大統領選挙の行方が混沌としていること、コロナ感染が再び増加していることが背景にあるのだと思います。

 

日本株底堅いと言っても、ほぼ横這いなので、投資の好機とは言えませんが、少なくともセクターや銘柄で経済環境を考えてみる価値はあるのではないでしょうか?

 

外需主導の半導体株などは好悪材料が入り交じる展開だと思います。

外需が鈍るリスクがある一方、在宅需要の高まりでPCやデータセンターの好調が続く可能性もあります。

 

自動車関連も輸出・輸入はしばらく横這いか、少し改善が期待できるかもしれません。

 

インバウンドは引き続き一切期待できないでしょう。

 

しかしGo Toキャンペーンを引き金に、国内ホテルや陸運の一部には薄日がさしている印象があります。

 

国外から孤立し、独自の文化や環境が発展する、ガラパゴス化と揶揄されてきた日本独特の環境ですが、コロナ禍で奇跡的な僥倖になりつつある気がします。

 

こーた

 

 

金融緩和の影響で米国ハイテク株のリカバリーは凄まじかったです

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米ドルは105円前後の一進一退が続きます

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特に下落が大きいのがGAFAMです。逆張りの好機となるのでしょうか?

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