TeslaのS&P500採用が発表されましたが、、、
テスラがS&P500に採用されていなかったことがすごいですよね、、、
ついにTESLAがS&P500に採用されることになりました。
指数としては12月21日から採用されるそうです。
日経によると時価総額3,868億ドルはS&P500の中で10番目に相当。
ロイターによると既存のインデックスファンドは510億ドル相当の株式を売却した上で、Tesla株式を取得することになるようです。
テスラのS&P500に対する構成ウェイトとしては1%ほどです。
すごいですね。
これほどの知名度と時価総額を誇りながら、S&P500に採用されていなかった銘柄が、インデックスに採用されることになると、インパクトはかなりのものになります。
むしろ今までなぜ採用されなかったのか疑問になりますね。
S&P500の採用基準として下記4項目があります。
①米国企業
②時価総額53億ドル以上
③浮動株が発行済株式総数の50%以上
④4四半期連続で黒字
Teslaは今まで④の項目だけ満たしていなかったようですが、ここを充足することで、採用基準を満たしたようです。
ルールに厳格で公平な姿勢を賞賛すべきなのか、時代に合わないルールを頑に守る柔軟性のなさに幻滅すべきなのか、、、判断が分かれるところかと思います。
S&P500には採用されていませんでしたが、NASDAQ上場銘柄を構成要素とするNASDAQ100や、全米株式を投資対象とするVTIには以前からTeslaが組み込まれていました。
VTIとVOO(S&P500)の最大の違いは、小型株を含むか否かよりも、Teslaを含むか否かの側面の方が大きかったような気がします。
それもこれもテスラのS&P500採用により、解消されることになるわけです。
投資において株式指数がすべてではないですが、インデックス投資家にとってはある意味 株式指数がすべてと考えることもできます。
指数を運用する上で、ルールは必要不可欠なものですが、時代背景に合わせて柔軟にルールを変更することも求められますね。
ご参考まで
こーた
アップルはメジャーな株式指数には全て組み込まれています。
NASDAQ100に対するテスラのウェイトは3.5%ほどでそれほど大きくはないです
投資の核をVOOにするか、VTIにするか、悩ましいですよね笑