鳥居薬品は特別配当をすべき
抗HIV薬ライセンス契約終了
JTが抗HIV薬の独占販売ライセンスをギリアド・サイエンシズに返還するということで、JTがGileadからUSD 559 mioを受領、鳥居薬品がJTから432億円を受領することになりました。
8月末時点の鳥居薬品の企業価値は768億円のため、432億円はその半分以上ということになります。
契約終了にあたってのプレスリリースでは以下のように述べられています。
「独占的販売権を返還し、それにより得られる対価を原資として今後の成長を目指していくことが採るべき選択肢であると考えました。」
果たしてこれが正しいのでしょうか?
僕はこの譲渡価額を、特別配当で株主に還元し、会社の純資産の規模を適切な水準に引き下げることが最適だと考えます。
こーた