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株価に見るConsensus(コンセンサス)

株価というConsensus(コンセンサス)

日本人には、なぜ これほどまでに英語アレルギーがあるんでしょうね。

ぼくもご他聞に漏れず、この傾向があり、外国人の方が同じ会議に入っていたり、英語のHPを見るだけでけっこう気持ちが萎えてしまいます。

 

しかし日本人は傾向として便利なもの好きで、日本語よりも英語のほうがふさわしいと思えば、簡単にカタカナ英語として存在を確立していきます。

 

今日はそんなカタカナ英語であるコンセンサス(Consensus)がトピックです。

 

Consensusとは…

(意見の)一致、総意、民意、合意

調べると上記のような意味が見つかります。

 

要はみんなが議論の末に落ち着いた、結論としての最終意見という意味になるのでしょうか。

 

最近ぼく自身が強く意識するのは、株価とはコンセンサスだということです。

ぼくにとっての株式市場のおもしろさは、この意見形成にもあると考えています。

 

不特定多数の人が参加する市場において、常に上場銘柄は株価がついています。

年金、投資ファンド、個人、外国人、そして最近は上場会社自らも自社株買いという形で市場に参加しています。

 

ぼくも学生のときは、マーケットが開いている間、PCの前に座り、株価ボードをぼーっと眺めたりすることもありました。

ぼくがぼーっと株価ボードを眺めている間も、世界中の顔も知らない人たちが、4,000銘柄に及ぶ日本株式の中から、この1つの銘柄に買い注文であったり、売り注文を出して、相場が動いている。

すげぇなー、と。

 

株価とはコンセンサスなのです。

企業価値に絶対解はありませんし、日々刻々と変わる世界情勢が、企業価値を常に変動させるわけです。

 

答えがないのに、コンセンサスを得る。

不特定多数の人が参加しているのに、みんなでコンセンサスを得ている。

というよりもコンセンサスを創っている。

ここに、株式市場の奥深さと魅力を感じるのです。

 

ぼくみたいな弱小投資家が株価コンセンサスの形成に寄与する機会はまれです。

ですが、そんなぼくも注文を出したときは、"これでコンセンサスを形成する一翼を担っているんだなぁ"と感じています。

 

こーた