コロナ禍での投資について心掛けたいこと
COVID-19に関して市場のピークは過ぎたか・・
今日2020年5月31日時点で報道されている情報で、COVID-19の累計感染者数は608万人、死者は37万人に及ぶそうです。
日本の市区町村に例えると、600万人は横浜市(370万人)と大阪市(270万人)を合わせた規模に及びます。
また37万人は東京都品川区、愛知県岡崎市、大阪府吹田市の人口に相当します。
Global Financial Crisis(GFC)と言われた2007-2008年の経済危機も極めて深刻な事態をもたらしましたが、Great Lockdown 2020(GL)と比べると、裾野という観点で見ると圧倒的に今回の方が大きかったのではないでしょうか?
GFCは高度な金融工学を駆使した投資商品に端を発した金融システムの目詰まりで、日本人の中には実質的な(生活レベルでの)影響がなかったヒトも多かったのではないでしょうか?
一方でGLは生活レベルで影響が無かったヒトは世界を見渡してもほぼ皆無なのではないでしょうか?
人々の恐怖心が浸透する前に、市場は一足早く暴落を経験し、まさに底がどこになるのか、という恐怖が蔓延する中で、インデックス指標が1日に10%以上暴落するような日もありました。
逆もまた然り。いざLokdownが始まると、市場はいつLockdownが解除になるのかに目を配り始め、実体経済の心配をよそに、するすると元の水準を目指して回復して行きます。
第2波や2番底の噂が絶えませんが、どうでしょうか?
人間、そして市場は未知の体験に弱いものです。
COVID-19という未知のウィルスに対して、どう反応してよいか分からないフェーズは過ぎたと言えなくもないでしょう。
第2波が来るかもしれない。
その心構えができていること自体、そのショックが実際に起きた場合の精神的なショックを和らげるセーフティネットになる気がします。
そしてやはり人間は強い生き物。
この危機的な状況が続く以上、必ずワクチンが開発されるでしょうし、早晩COVID-19?、あーそんなこともあったよねー、という日々が来ることでしょう。
するすると上がる相場を眺めながら、定期定額投資を継続し、上にも下にも備える投資を実行すること、そしてCOVID-19の影響が少ないヒトは、外食などを通して、今回被害を受けているヒトの支えに少しでもなるように、消費行動を取っていきたいですね。
それが真心あふれる投資家だと思います。
こーた
こんなときのマーケットとの付き合い方ですね。
ピンチをチャンスに。ポートフォリオ見直しの良い機会かも知れませんね。